食事制限だけで皮下脂肪は落ちるのか?

食事制限だけでは皮下脂肪は落ちません。

というよりも落としにくいと言ったほうがいいかもしれませんね。

その理由は食事制限で皮下脂肪を落とすためにには糖質制限がカギになります。

糖質制限は穀物、砂糖、果物などあらゆる糖質をカットして、
脂肪をエネルギーに変換して減らす方法なので最近注目をされています。

ところが見た目だけはキレイに痩せて見えるものの、
じつは筋肉も落ちてしまい肝心な皮下脂肪までなかなか減らないということがあるんですね。

糖質制限を行うと体内で脂肪をブドウ糖やグリコーゲンに変換するために、
肝臓や膵臓が動き出します。

このことを「糖新生」や「ケトン体」などよばれていますが、
この脂肪をエネルギーに変換する作業を行うためにアミノ酸が必要になります。

アミノ酸はタンパク質が分解されてできた極小の成分の1つで、
筋肉をつくるために重要な成分です。

このアミノ酸をつくりだすために現在体についている筋肉を分解して脂肪をエネルギーにかえるんですね。

「痩せるのなら糖質だけ抜けばいいや。」

という考え方ではおそらくガリガリに痩せ細って病気がちの体になったり、
抜け毛、肌荒れ、不眠症、生理不順などあらゆる兆候が見られるようになります。

たしかに見た目は痩せても食事だけではうまくいかないのは、そういうことなんです。

また、

「運動が苦手なので。」

という方もいらっしゃいます。

とくに日本人は食事だけでなんとかしようとしているヒトがわりと多いですが、
タンパク質はただ摂取しても筋肉にはなりません。

筋肉は繰り返し体をキズをつけて修復を繰り返し、
はじめてムキムキになれるんです。

タンパク質は傷ついた筋肉を修復するバンソコみたいなものなので、
運動をしないヒトがプロテインや肉や魚を大量に食べても意味がないんですね。

筋肉は筋トレした部分、つまりキズがついたところにつくようになります。

部分痩せを研究していた医師がいましたが、片方の足に負荷をかけて筋トレをしたものの、
できあがったのは足が細くなるのではなく筋トレした足が筋肉で太くなったということで、
部分痩せは不可能だと報告しています。

筋肉は特定の場所を刺激してやれば勝手についてしまい部分痩せができないという理論は、
肩幅が大きい水泳選手や、片手が太いテニスプレイヤーを見てもらえばおわかりいただけるのではないかと思います。

ですので食事制限で皮下脂肪を落としたいのであれば、

まず最初に糖質は絶対に抜く。

つぎにタンパク質をしっかり摂取する。

最後に運動をしっかり行う。

とくに糖質制限は筋肉と脂肪をダブルで削ぎ落としますので、
ランニングやウォーキングなどの有酸素でもいいですが、
腹筋や腕立てなどの筋トレもわすれずにおこなってくださいね。

2017年3月19日 食事制限だけで皮下脂肪は落ちるのか? はコメントを受け付けていません。 脂肪Q&A