脂肪細胞を減らす方法とは?

脂肪は糖分の摂取量によって増減します。

もう1つ忘れてはいけないのがアルコールですね。

肝臓はアルコールと脂肪を代謝してくれる臓器で、
ダイエットに関して詳しい方であれば「糖新生」という言葉は聞いたことがあるのかと思います。
(糖新生:飢餓状態に陥ったときに動物が脂肪を代謝する仕組み。)

ただ残念なことに肝臓は脂肪とアルコールの代謝を同時に行うことができません。

アルコールはどちらかというと毒物ですから、
肝臓は脂肪よりも先にアルコールを代謝しようとします。

よく「アルコールはエンプティカロリーだから」とか「糖質0」とか耳にしているかと思いますが、

体内にアルコールが入っていると肝心な脂肪が代謝できずに残ってしまうんです

ね。

また不幸なことにアルコールを代謝するために大量の糖質を体が欲しがるようになります。

これもアルコールを代謝するために欠かせないことなのですが、
欲しがるということは必要以上に取りすぎてしまうということにもなります。

「飲み会のシメはラーメンだ」とかいって炭水化物をとってしまうのも、
そういうことなんですね。

多くの糖質制限で失敗する理由もアルコールの摂取量が関係していることもあるので、
心当たりがある方は一度アルコールを止めてから糖質制限をしてもいいかもしれません。

つぎにアルコールを飲んでいないけど糖質制限しても体脂肪率に変化がないヒトたちです。

彼らの場合は二種類の原因が考えられます。

1つが運動をしない。
もう1つがタンパク質の摂取量が足りていない。

まず糖新生になると自然と脂肪が減少していきますが、
脂肪をエネルギーに変換するときに大量のアミノ酸を必要とします。

アミノ酸はタンパク質が分解されてできた成分で、
体内にある程度あるのならそれを使えばいいですが、
タンパク質が無くなってしまうと今度は筋肉を分解してアミノ酸を作り出そうとします。

たまに糖質制限で激ヤセしてしまって困っているヒトを見かけますが、
タンパク質がぜんぜん足りていないということなんですね。

タンパク質は1日30~50g程度しか吸収できないものの、
糖新生の状態になると外部からタンパク質をたくさん摂取しないと、
脂肪燃焼で使われるアミノ酸の量がすぐに上回ってしまい、
結局は気持ち悪い痩せ方になってしまいます。

パレオダイエットが低糖質で高タンパク質の食事をしているのもそういうことなんです。

また筋肉に関しては鍛えてナンボということがあります。

筋トレをすると、筋トレした筋肉に「痛み」が発生します。

この痛みを治すためにタンパク質、つまりアミノ酸が必要になるということなんですね。

やたらと100~200回腹筋してもすぐに腹が割れないのも、
キズがついた筋肉がタンパク質によって癒やされてはじめて筋肉になるため、
長い期間、何セットかにわけて腹筋をしながらタンパク質を摂取しないと、
お腹が割れないのはそういうことなんです。

脂肪は食事で減らして、筋肉はタンパク質と運動でカバーする。

これが現在の健康の近道かもしれません。

2017年3月25日 脂肪細胞を減らす方法とは? はコメントを受け付けていません。 脂肪Q&A