脂肪を筋肉にかえる方法とは?

脂肪が筋肉には変わりませんが、増やしたり減らしたりする仕組みを理解することで、
理想的なからだをつくることができます。

脂肪と筋肉はそれぞれ構造がちがう?

脂肪は食べたものが飢餓状態に陥ったときに使う備蓄のようなものです。

過去に「食べないダイエット」というものが流行っており、
たしかに食べなければ痩せることができましたが、
適切な栄養がとれず栄養失調や病気で死んでしまったということもありました。

ところが最近になって脂肪が蓄積される原因は糖質にあることがあきらかになり、ご飯、パン、ラーメン、パスタ、ケーキ、ドーナツなど、
俗に言う炭水化物と砂糖を抜くことで体脂肪率が減って健康的に痩せることがわかっています。

いろんなメーカーさんでも「炭水化物が食べたいヒト向けのサプリ」として、
糖を吸収しにくくなるというものが販売されているものが多いのも
それだけ糖分の取り過ぎは危ないということが浸透しているからなんですね。

つぎに筋肉ですが、こちらはタンパク質によって作られます。

筋肉=タンパク質という話は昔からわかっていることであり、
いまでも多くのヒトたちに愛用されている「プロテイン」というものがありますね。

もちろん肉や魚、大豆をしっかり食べてやればタンパク質が摂取できますので、
タンパク質を摂取したければどちらでもかまいません。

ただし筋肉をつけるためにはタンパク質だけでは筋肉がつかないんですね。

やはり筋トレしかありません。

というのも筋トレを行うと、筋肉にキズできて「痛み」が発生します。

腹筋をした時のお腹の痛み、腕立ての時の手の痛み、
これらは筋肉痛のようなもので修復されてはじめて筋肉になるんですね。

そのキズを癒やすためのバンソコウのような役割でタンパク質が必要になってくるんです。

タンパク質と筋肉。

この2つが合わさってはじめて筋肉になります。

学校の体育の授業で「超回復」という言葉があります。

運動をした後に体を休ませると、運動能力がアップするという話なんですが、
あれも理論に基づいたものであり今でもタンパク質、筋トレ、休息は王道なんですね。

脂肪が減ると筋肉も減る?

この話はネットや本を読むと賛否両論なんですが、
「糖新生」という肝臓が脂肪を代謝する仕組みを使って痩せようとすると、
脂肪だけでなく筋肉も減ってしまいます。

糖質制限で体を飢餓状態にすることで、
ヒトの体ははじめて脂肪をエネルギーとして使うので、
これでも見た目は痩せることができます。

ところが、体重が落ちるのに体脂肪率に変化がない。

つまり筋肉も同時に落ちているんですね。

糖新生は脂肪だけを減少させるものではありません。

脂肪をエネルギーに変換する時にアミノ酸も必要になります。

機械を動かすためにはバッテリーが必要というわけなんですね。

アミノ酸はタンパク質が極小に分解されてできた成分なので、
体内のタンパク質が減少すると筋肉を分解してアミノ酸に変換して、
糖新生を行うための材料として使われます。

糖質制限で体重が落ちるものの、体脂肪率に変化が無くなるのはそういうことなんです。

2017年3月23日 脂肪を筋肉にかえる方法とは? はコメントを受け付けていません。 脂肪Q&A