脂肪を燃焼させる運動方法とは?

脂肪を燃焼させるために有酸素運動が定番だと言われていますが、
もし運動で脂肪燃焼をさせるのなら相当な量と時間が必要になります。

よくランニングマシンやサイクリングマシンをがんばってやっても消費カロリーは微々たるものですし、
まったく運動をしていないヒトが40分ほどサイクリングマシンをやっても200kcal程度(おにぎり一個分)しかありません。

しかも運動が終わればそれなりに食べてしまうので意味がありませんし、
ぜんぜん体脂肪率が減らず挫折してしまうのではないのでしょうか?

そこでまず食事では糖質を減らすことをおすすめします。

効率よく体脂肪率を減らすには糖質制限をすること!

糖質制限をするとヒトの体は飢餓状態に陥り、
脂肪をブドウ糖やグリコーゲンに変換しながら生きていけるように変化します。

この状態になることを「糖新生」と言われており、
やせるダイエットの常識の1つとされています。

糖新生になるためには糖分の摂取をやめることだけなので、
お腹がへっても糖分以外の食品(魚や肉、卵、チーズ、野菜類、ナッツ類)を口にすればいいので、
管理がしやすく面白いように体重が減っていきます。

とくに男性の場合は女性にくらべて基礎代謝が高いので、
どんなにBMIが高くても1ヶ月もやればかなりスマートになります。

ちなみに糖新生になっている時は肝臓ががんばって脂肪を代謝していますので、
アルコールを摂取していると代謝スピードが落ちますから気をつけてくださいね。

もともと現代の食事は3食炭水化物のオンパレードなので糖分の取り過ぎなんですね。

でも脂肪はたしかに減るのですが、1つ問題があります。

それは脂肪と同時に筋肉量も低下してしまうことです。

脂肪を効率よく減らすためには糖新生になるのが1番なのですが、
脂肪を代謝するためにはアミノ酸が必要、つまり筋肉を分解してしまうんです。

たまに激ヤセしてしまったベジタリアンがいますが、
あれも食物繊維が多めの玄米や野菜しか食べなかったりした時におきる現象です。

タンパク質を多めに摂取できれば問題ありませんが、
動物性タンパク質がとれないために選ぶ食品が限られてしまうんですね。

体脂肪率を減らす仕組みがわかったら筋肉量をふやすこと!

脂肪を効率よく減らす運動をするのなら、
糖質制限をしながら筋トレが1番いいのかもしれません。

やはりどんなに有酸素運動をやっても糖質制限をやった方があきらかに簡単に脂肪は落ちます。

しかし同時に筋肉も減ってしまうので、減った筋肉をカバーするために、
筋トレとタンパク質が必要ということなんですね。

パレオダイエットでたくさん肉や魚を食べるということも、
低糖質で脂肪と筋肉が減ってしまうのでそれをカバーするためにタンパク質を摂取するということなんです。

でもタンパク質もとればとった分だけ筋肉になるものではありません。

筋トレして筋肉をキズつけて、それを修復させるためにタンパク質をとることで、はじめて筋肉になるんです。

たまに運動や筋トレをやらないのにプロテインは必ず摂取するヒトがいますが、
あれは意味がないのでちゃんとやりましょうね。

パレオダイエットの方も、肉や魚をしっかり食べて糖分を完全にカットしてしまうと、
糖新生の力が上回ってかえって筋肉まで大幅に減少してしまい、
体重は落ちているけど体脂肪率がおちないということもありますから気をつけてくださいね。

脂肪燃焼スープダイエットとは?

脂肪燃焼効果の高い唐辛子や生姜を使って痩せる方法があります。

唐辛子や生姜はたしかに脂肪燃焼効果が高いですが、
調味料に砂糖を入れる場合は要注意ですね。

ではどうしたら良いのか?というと、
味噌を使うという手があります。

味噌には砂糖ほどの甘みが少ないですが、
鍋物に味噌を使うのは定番ではないのでしょうか?

中でも豚汁ならば砂糖を使うことなく色んな野菜や動物性タンパク質を摂取できるので、
これに一味唐辛子や生姜をきかせます。

ブタ肉のかわりに牛でもトリでもアレンジは可能ですし、
魚介類でもなんら問題ありません。

脂肪燃焼させるには脂肪の原因となる糖分を一切カットして、
糖新生の状態になること、これに加えてタンパク質をしっかり摂取することで、
脂肪燃焼でアミノ酸不足を防ぐことができます。

ちなみに脂肪ができる原因は必要以上の糖分の量によって決まるので、
炭水化物でお腹を満たそうとした場合は脂肪燃焼効果が期待できませんので注意してくださいね。

脂肪燃焼効果に加え、美容効果もある他のスープとは?

もう1つおすすめしたいのが豆乳スープです。

豆乳はイソフラボン多く、女性ホルモンを活性化させる作用が非常に高く、
おおよそ缶コーヒー1本分(190ml)で厚生労働省が定めている1日の基準値を超えるぐらいの量があります。

以前中国の男性で健康のために水のように豆乳を2年ぐらい飲んだ結果、
女性みたいな胸になってしまったのだとか。

こういった話はけっこう極端な例なのかもしれませんが、
イソフラボンが女性ホルモンを活性化させることがよくわかりますね。

このイソフラボンに加えて、生姜、脂肪燃焼効果が高い食材として各種キノコ類をつかうと、
非常にダイエットに効果的な食べ物になります。

スープダイエットで注意するべきこととは?

スープは食事のメインにはなりません。

そうなるとパンや麺類、ご飯をたべることも当然あります。

ヒトにもよるかと思いますが、五穀米をまぜてお粥にするかたもいらっしゃいますね。

何度も書きますが、脂肪ができる原因は穀物も含めた糖質にあります。

他の野菜や肉、魚などはたくさん食べても大丈夫ですが、
糖分の大量摂取でぎゃくに効果が無かったという結果にもなります。

糖分控えめ、タンパク質豊富、できれば運動。

この三点セットをきちんと守ればどんなスープを作っても痩せることはできますね。

それからアルコールの摂取はなるべく控えてくださいね。

アルコールの取り過ぎは脂肪の代謝を遅らせてしまうことがありますので。

体脂肪率の落とし方は?

糖質制限は痩せるダイエットの革命でした。

ところが実際糖質制限をやった時に体脂肪率がたいしかに落ちたけど、
変な不快感や不眠症、運動をしたときに息切れをしてしまうなど、
様々の症状に陥ることがあります。

体脂肪率を低下させるためには糖質制限は当たり前ではあるものの、
糖分もある程度生きていくためには必要な栄養素なので場合のよっては病気になることもあります。

実際、糖質制限食(ローカーボ食)を長期間続けた結果、
短命になるということがハーバード大学の調査でわかっていますので、
今一度、正しい体脂肪率の落とし方を理解した方が良いのかもしれませんね。

じつは1日の糖分の必要摂取量が決まっていない?

じつは1日の糖分の必要摂取量の世界標準は今のところ決まっていません。

それでも1日の糖分が100g前後が理想ではなかろうか?と言われており、
BMI25以上つまり太め予備軍以上の方の場合は、
1日の糖分が70g程度を考えたらどうだろうか?ということになります。

実際70gというと、ごはん茶碗1杯で50g、うどんやそばなどの袋入り麺類で40gなので、
1日2食だけ炭水化物を摂取すると基準値をオーバーしてしまう計算になります。

ただこれにはまだ問題がありまして、
調味料に含まれているはずの糖分の量をどうするのか?ということです。

現在、ある程度糖分がないと満足がいく食事ができない方が多い感じがしますが、
それぐらい脳が欲しがるぐらい体が糖分にマヒしていることがあります。

そこでまず、炭水化物だけを止めてみたらどうでしょうか?

炭水化物はいつも「主食」として外食をしにいくと必ずついてくるものです。

ですが副菜や主催に比べると、あきらかに炭水化物の方がウェイトが大きいような感じがしますがどうでしょうか?

ただでさえ料理に砂糖が入っているにも関わらず、
炭水化物も摂取してしまえばそれはたしかに太ります。

でも糖分を全部排除してしまうと激ヤセ、ストレス、病気にもつながります。

でも料理で満足できるのなら、炭水化物を摂取できなくてもそこまでストレスになることはありません。

もしお腹がすいたら、肉や野菜、チーズなどでお腹を満たす。

果物も太るとか色々言われていますが、
生のフルーツで糖分が低い酸味のある果物ならばそこまで心配することはありません。

食べ過ぎも減らし過ぎもよくない。

上手に糖分を摂取していけば継続的に体脂肪率が落ちていくでしょうね。

なお、あまりおすすめしませんが、
ご飯を食べるのならトンカツや唐揚げを優先した方が
低糖質なので痩せやすいことがあります。

マヨネーズも糖分が入っていないものであれば使っても問題ありません。

後は運動ですね。

有酸素運動で脂肪を燃焼させたいところですが、
無酸素運動でしっかり筋肉をつける方をおすすめします。

その理由は糖質制限によって脂肪が燃焼されるものの、
タンパク質(アミノ酸)が必要になるのである程度筋肉がないと、
筋肉が落ちてしまい肝心な体脂肪率に変化がおきないということもありえますので。

脂肪細胞を減らす方法とは?

脂肪は糖分の摂取量によって増減します。

もう1つ忘れてはいけないのがアルコールですね。

肝臓はアルコールと脂肪を代謝してくれる臓器で、
ダイエットに関して詳しい方であれば「糖新生」という言葉は聞いたことがあるのかと思います。
(糖新生:飢餓状態に陥ったときに動物が脂肪を代謝する仕組み。)

ただ残念なことに肝臓は脂肪とアルコールの代謝を同時に行うことができません。

アルコールはどちらかというと毒物ですから、
肝臓は脂肪よりも先にアルコールを代謝しようとします。

よく「アルコールはエンプティカロリーだから」とか「糖質0」とか耳にしているかと思いますが、

体内にアルコールが入っていると肝心な脂肪が代謝できずに残ってしまうんです

ね。

また不幸なことにアルコールを代謝するために大量の糖質を体が欲しがるようになります。

これもアルコールを代謝するために欠かせないことなのですが、
欲しがるということは必要以上に取りすぎてしまうということにもなります。

「飲み会のシメはラーメンだ」とかいって炭水化物をとってしまうのも、
そういうことなんですね。

多くの糖質制限で失敗する理由もアルコールの摂取量が関係していることもあるので、
心当たりがある方は一度アルコールを止めてから糖質制限をしてもいいかもしれません。

つぎにアルコールを飲んでいないけど糖質制限しても体脂肪率に変化がないヒトたちです。

彼らの場合は二種類の原因が考えられます。

1つが運動をしない。
もう1つがタンパク質の摂取量が足りていない。

まず糖新生になると自然と脂肪が減少していきますが、
脂肪をエネルギーに変換するときに大量のアミノ酸を必要とします。

アミノ酸はタンパク質が分解されてできた成分で、
体内にある程度あるのならそれを使えばいいですが、
タンパク質が無くなってしまうと今度は筋肉を分解してアミノ酸を作り出そうとします。

たまに糖質制限で激ヤセしてしまって困っているヒトを見かけますが、
タンパク質がぜんぜん足りていないということなんですね。

タンパク質は1日30~50g程度しか吸収できないものの、
糖新生の状態になると外部からタンパク質をたくさん摂取しないと、
脂肪燃焼で使われるアミノ酸の量がすぐに上回ってしまい、
結局は気持ち悪い痩せ方になってしまいます。

パレオダイエットが低糖質で高タンパク質の食事をしているのもそういうことなんです。

また筋肉に関しては鍛えてナンボということがあります。

筋トレをすると、筋トレした筋肉に「痛み」が発生します。

この痛みを治すためにタンパク質、つまりアミノ酸が必要になるということなんですね。

やたらと100~200回腹筋してもすぐに腹が割れないのも、
キズがついた筋肉がタンパク質によって癒やされてはじめて筋肉になるため、
長い期間、何セットかにわけて腹筋をしながらタンパク質を摂取しないと、
お腹が割れないのはそういうことなんです。

脂肪は食事で減らして、筋肉はタンパク質と運動でカバーする。

これが現在の健康の近道かもしれません。

体脂肪の計算方法とは?

体脂肪を測るには体脂肪率が表示される体重計を使えばわかるようになります。

とはいえ体脂肪率は時間や運動や食事、風呂上がりによりバラツキがでます。

バラツキとはいっても体脂肪率2%前後の話なのですが、
どうしてバラツキがあるのかというと、
脂肪は筋肉よりも軽いものなので体内の水分を計測することで、
レントゲンやCTを使わなくてもおおまかな脂肪量を計測することができるんです。

ちなみに体内の水分を計測するには
微量の電気を発してどれくらい電気が通ったかによって算出されます。
(インピーダンス法と言われています。)

これも脂肪は電気を通さない、筋肉は電気を通す、
脂肪は軽い、筋肉は重いという理論に基づいたものなんですね。

ちなみにどれくらい脂肪が軽いのか?というと、
筋肉の約20%程度軽いということがわかっています。

「20%ならたいしたことではないんじゃないの?」

と思うかもしれませんが同じ体重であるにも関わらず、
片方は体脂肪率12%、もう片方は体脂肪率20%以上、
この二人を並べて見てみるとだいたい体脂肪率が多い方が一回りぐらい大きく見えるんですね。

ヒトでなくても100gと120gの粘土を置いてどっちが大きく見えるのかを見てみるだけもその違いがわかると思います。

これがヒトの場合は体内に骨や内臓も含むので、
もしそれらの重さを除いて体脂肪率を考えたらものすごく高い数値になるかもしれません。

また、体脂肪率にも様々ありまして、
内臓脂肪率、皮下脂肪率の両方が測れるというものもあります。

健康志向が高まるなか、こういった代物もたくさん出回るようになり、
家庭でも簡単に計測できるようになりました。

一台2万円前後するので少々お高いのかとも思いますが、体重計があるのとないのとでは、
ダイエットのモチベーションが変化するので買ってみても良いのかもしれませんね。

体脂肪率の減らし方とは?

体脂肪率だけを減らそうと思っても簡単に無くなるものではありません。

とはいえ、やることは運動と食事だけ。

これをいかにして効率よくやるのかをまとめてみました。

体脂肪率を減らすには糖質制限は必須!

現代病の1つとして肥満があります。

肥満の原因は糖分にあり、食事だけで体脂肪率を減らすには糖質制限が必要だということがあきらかになっています。

かわりに1番脂肪がつきそうな油はどうなのかというと、
じつはたくさんとっても脂肪にはならないんですね。

その理由とは糖分が体内に入ると脳を動かすためのブドウ糖に変換するか、
筋肉を動かすためのエネルギー(グリコーゲン)に変換するようになっています。

糖分は脳と筋肉を動かすためのガソリンのようなものなので体に必要なのですが、
必要以上にとりすぎると脂肪として蓄積するんですね。

もともと自然界の動物は果物以外の糖分、つまりコメやパンは口にしませんので、
現代社会で必要以上に炭水化物を摂取することはまちがっているんです。

そのため、2型糖尿病改善の治療方法としてローカーボダイエットが一時期流行っていましたが、
限りなく糖分を制限してしまうと短命になりやすくなることがわかったため、
生きるために必要な糖分は摂取してやることこそが理想とされています。

そこで生まれたのが「パレオダイエット」という食事方法です。

パレオとは石器時代という意味で、かぎりなくサルや石器時代の食事に近いものを食べれば健康ということです。

「またおかしな健康法か?」

と思うかもしれませんが、パレオダイエットは食品添加物を一切摂取しないこと、
野菜、肉、魚、卵、ナッツ、果物などを色んな食品を摂取することで、
ガンやアレルギー、下痢、便秘が治るといった声もあります。

とくに痩せるダイエットで注目すべき点は糖質制限ではなく低糖質であるということです。

穀物を食べるとリーキーガット症候群という腸に微細な穴あき、
そこから侵入してきたタンパク質によってアレルギー反応を起こすということがあり、
本来ならばパンや米は一切口にしません。

とはいえ米は炭水化物のなかでは唯一まざりものが無いオーガニックであるため、
パレオダイエットを実践されている方の中では「米は少量ならばOK」としていることもあります。

こうして現在の痩せるダイエットの定番は、

「いかにして糖質をコントロールするのか?」

が重要なんですね。

ところがこの方法でもたしかにやせることができますが1つ問題があります。

それは糖質制限だけでダイエットをしようとすると筋肉も減ってしまうということです。

これにも理由がありまして糖質制限を行うことで体が飢餓状態におちいり、
肝臓が脂肪を代謝する「糖新生」という体質に変化します。

糖新生は痩せる定番なのではありますが、
糖新生が怖いことは脂肪を代謝するためにアミノ酸が必要になるため、
筋肉を分解してアミノ酸にかえようとすることです。

なんでパレオダイエットでは必要以上に肉や魚を食べるのかというと、
筋肉を減らさないようにタンパク質をしっかり摂取しなければならないからなんですね。

ところがタンパク質を摂取しても筋肉はなりません。

筋肉は体にキズをつけて修復されることではじめて筋肉になります。

タンパク質はそのバンソコみたいなものなんですね。

脂肪を筋肉にかえる方法とは?

脂肪が筋肉には変わりませんが、増やしたり減らしたりする仕組みを理解することで、
理想的なからだをつくることができます。

脂肪と筋肉はそれぞれ構造がちがう?

脂肪は食べたものが飢餓状態に陥ったときに使う備蓄のようなものです。

過去に「食べないダイエット」というものが流行っており、
たしかに食べなければ痩せることができましたが、
適切な栄養がとれず栄養失調や病気で死んでしまったということもありました。

ところが最近になって脂肪が蓄積される原因は糖質にあることがあきらかになり、ご飯、パン、ラーメン、パスタ、ケーキ、ドーナツなど、
俗に言う炭水化物と砂糖を抜くことで体脂肪率が減って健康的に痩せることがわかっています。

いろんなメーカーさんでも「炭水化物が食べたいヒト向けのサプリ」として、
糖を吸収しにくくなるというものが販売されているものが多いのも
それだけ糖分の取り過ぎは危ないということが浸透しているからなんですね。

つぎに筋肉ですが、こちらはタンパク質によって作られます。

筋肉=タンパク質という話は昔からわかっていることであり、
いまでも多くのヒトたちに愛用されている「プロテイン」というものがありますね。

もちろん肉や魚、大豆をしっかり食べてやればタンパク質が摂取できますので、
タンパク質を摂取したければどちらでもかまいません。

ただし筋肉をつけるためにはタンパク質だけでは筋肉がつかないんですね。

やはり筋トレしかありません。

というのも筋トレを行うと、筋肉にキズできて「痛み」が発生します。

腹筋をした時のお腹の痛み、腕立ての時の手の痛み、
これらは筋肉痛のようなもので修復されてはじめて筋肉になるんですね。

そのキズを癒やすためのバンソコウのような役割でタンパク質が必要になってくるんです。

タンパク質と筋肉。

この2つが合わさってはじめて筋肉になります。

学校の体育の授業で「超回復」という言葉があります。

運動をした後に体を休ませると、運動能力がアップするという話なんですが、
あれも理論に基づいたものであり今でもタンパク質、筋トレ、休息は王道なんですね。

脂肪が減ると筋肉も減る?

この話はネットや本を読むと賛否両論なんですが、
「糖新生」という肝臓が脂肪を代謝する仕組みを使って痩せようとすると、
脂肪だけでなく筋肉も減ってしまいます。

糖質制限で体を飢餓状態にすることで、
ヒトの体ははじめて脂肪をエネルギーとして使うので、
これでも見た目は痩せることができます。

ところが、体重が落ちるのに体脂肪率に変化がない。

つまり筋肉も同時に落ちているんですね。

糖新生は脂肪だけを減少させるものではありません。

脂肪をエネルギーに変換する時にアミノ酸も必要になります。

機械を動かすためにはバッテリーが必要というわけなんですね。

アミノ酸はタンパク質が極小に分解されてできた成分なので、
体内のタンパク質が減少すると筋肉を分解してアミノ酸に変換して、
糖新生を行うための材料として使われます。

糖質制限で体重が落ちるものの、体脂肪率に変化が無くなるのはそういうことなんです。

停滞期でもダイエットが続く方法とは?

ダイエット中に体重がまったく減らなくなる停滞期というものが突然やってきます。

運動をしている方に多い現象なのですが、
筋肉がつきはじめていることが考えられます。

「筋肉はいらないけど?」

そう思う方もいらっしゃいますが、ある程度筋肉をつけて体全体をピシッと締めた方が、
きれいなボディラインができるんです。

また、筋肉の方が1.2倍ぐらい脂肪より重いので、
体重に変化がないのであればむしろ痩せているということなんですね。

むしろ筋肉はつけていくべき?

日本人の場合、わりと食事だけでダイエットをしようという方が多いですが、
太っても痩せてもキレイな体になるのかというとそれは別問題になります。

これは実際に食事だけのダイエットをした場合に多いことなんですが、
筋肉がほとんどないため病気を抱えているような痩せ方をしてしまう方が多いんですね。

頬がこけて足や手が細くなり、体温が低下して風邪が引きやすくなったり、
不眠症に悩まされることもあったりと色々な声はあります。

こうならないためにもタンパク質をしっかりとって筋肉をつけたほうが、
男性も女性もキレイな体と健康的になれるということなんです。

とはいえ体重は減らしていきたいのだが?

停滞期もしばらく続けて運動をしていくと徐々に体脂肪率は現象していきます。

糖質制限をされているのであれば糖新生の効果でさらに体脂肪率を低下させることができますね。

運動と糖質制限は両方やったほうがいいかもしれませんね。

どちらにしてもダイエットの基本は糖質制限になります。

停滞期になったら運動をして代謝率を上げたり、
唐辛子や生姜でも代謝率があがります。

逆にアルコールや麺類、各種糖質は代謝率を低下させてしまい、
太りやすくなります。

停滞期を迎えたら諦めずに続けること。

もしくは負荷を大きくしたり、糖質制限やアルコールを止めたりと、
考えられる方法を試すのもおすすめです。

筋肉と脂肪の関係とは?

筋肉と脂肪をコントロールするためには食事と運動に密接な関係があります。

脂肪は飢餓状態に陥ったときにはじめて使われる燃料のようなもので、
なにも食べないような状態が続かないかぎり減ることはありません。

昔は脂質を取りすぎると太ると考えられていましたが、
むしろ原因は糖質にあり、糖分の摂取量の多さによって、
たいていのヒトは肥満になるのかどうかが決定されるようになっています。

事実、2型糖尿病と診断されて糖質制限食(ローカーボ食ともいう)をしている方が面白いように痩せたり、
最近炭水化物を食べないヒトが多いのもそういうことで、
逆に「マヨネーズでは太らない」という話もありますね。
(ただし、糖分が入っていないものに限ります。)

とはいうものの、糖分をまったく摂取せずにいると、
筋肉を動かすためのグリコーゲンが足らなくなり運動が持続的に行えないことや、
無茶な糖質制限でモヤシみたいに痩せ細ってしまったりすることがあります。

脂肪の原因は糖分であることはたしかなのですが、
やりすぎも体に悪いということなんですね。

つぎに筋肉ですが、筋肉をつけるためにやたらとプロテインを摂取する方がいます。

悪い例として、主婦が運動をまったくしないのにプロテインの取り過ぎで太ってしまったということもあります。

プロテインはタンパク質なので、タンパク質だけでは太ることはないものの、
プロテインに牛乳と砂糖を混ぜたのが原因みたいですね。

では糖分が無いプロテインに水だけ混ぜるのなら太る心配は無いんですが、
運動をしなければ筋肉がつくことはありません。

筋肉は、筋トレして傷つきその修復材料としてタンパク質が必要になります。

問題は筋トレをしなかった場合は外に出されてしまうんですね。

つまりプロテインを摂取するのに
運動前なのか、運動中なのか、もしくは後がいいのかという話は、
ヒトによりタンパク質の摂取するタイミングが筋肉の増量に左右されるということなんです。

どちらにしても筋肉をつけるのであれば筋トレとタンパク質が重要ということなんですね。

筋肉は減りやすい?

重要なことなんですが、脂肪を減らすために糖質制限は当たり前なのですが、
脂肪をブドウ糖やグリコーゲンに変換して体のエネルギーとして使う時に、
アミノ酸が必要になります。

アミノ酸はタンパク質が分解されてできた成分なので、
タンパク質の摂取量が不足すると体の筋肉を分解してアミノ酸を作ってしまうことがあります。

運動をしない女性が痩せているのに体脂肪率が著しく高いのも、
筋肉と脂肪が2つ同時に減っているからなんですね。

パレオダイエットで痩せるけど体脂肪率に変化が起きないという話も
おわかりいただけるかと思いますがいかがでしょうか?

タンパク質は重要です。

運動も重要です。

食事だけでダイエットをしようとすると間違いなく失敗します。

これは太っているかただけでなく、痩せ過ぎて困っているヒトも同じことです。

要は運動がどれくらい重要なのかがはやく気づくことが大切なんです。

動物性脂肪は太らない?

肉や魚が完全食というわけではありませんが、
動物性脂肪を摂取しても太ることはありません。

過去に脂肪を抜いた食事こそが健康(ヘルシー)と考えられていましたが、
極度に脂質を抜くと老け顔や老化を招くこともあり、
今ではいかにして適切に脂質とることも重要になっています。

重要なのは牛やブタ、トリに含まれているオメガ6系の脂肪酸と、
魚介類に含まれているオメガ3系の脂肪酸になります。

これらの脂肪酸は必須脂肪酸ですので欠如した場合に老化を招くとも言われています。

海外のマウスの実験では、

「そんなことはない。」

とはしているものの、現代人が極端な加工食品を食べ過ぎたせいなのか、
肥満やアレルギー、老化、若年アルツハイマー、ガンなどなど、

「あらゆる病気の引き金は新鮮で質の高い油が摂取できていないということもある。」

と報告している研究者もいます。

脂肪は古くは太る原因とはされていたものの、
太る原因はすべて糖質の取り過ぎということはすでにあきらかになっています。

ですので油は常に摂取して体調を保つ必要があるんですね。

上記でも申し上げたとおり、必須脂肪酸はオメガ6とオメガ3。

これらの脂質は牛豚トリなどの陸の家畜と魚介類が
もっとも豊富に保有しています。

植物系の油でもオメガ6とオメガ3を保有している物がありますが、
その油を摂取しているから健康が維持できるとは限りません。

ヒトによってはすべて植物系でも健康だというヒトもいらっしゃいますが、
これをすべてのヒトに当てはめようとすると大変なことになります。

事実ベジタリアンを続けて5年ぐらい経ったら体に不調が現れたというヒトもいますので、
もし今から植物系ですべてまとめようとしているのなら気をつけてくださいね。

まずは植物系も動物系も脂肪をしっかりとる。

その比率は動物:魚介類:植物=1:1:1が理想だとされています。

ちなみに穀物系の油はオメガ6系とオメガ9系の油を保有していることがありますので、
やはり魚介類の油をしっかり摂取したほうが体にはよさそうですね。

ただ動物性脂肪が太らないことは事実ではあるものの、
劣化しやすいという欠点があります。

この劣化した脂質を過酸化脂質とよんでいます。

多くの食品メーカーや製薬会社がオメガ3系のサプリメントを作っていますが、
製品にムラがあったり、干物や煮干しでオメガ3系の脂質を摂取することはよくないとしているのは、
そういう理由があるんですね。

どちらにしてもダイエットには脂質が重要であり、
動物系も植物系も適切にとる必要があります。

オメガ9系は必須脂肪酸ではありませんが、
ある程度ある分は問題ありませんし、ガンを予防する力もあります。

オメガ9系を摂取する場合は、ナッツ系を食べれば問題ありません。